淋病

概要

淋菌感染症または淋病と呼ばれる疾患に感染すると排尿時に痛みを伴うことが多いです。しかし喉や皮膚、関節に症状が出現することもあります。
淋菌は非常に感染力が強く感染者と性行為をすると25~40%の確率で感染すると言われています。また淋菌に感染している場合には他の性感染症を併発していることも多く注意が必要です。

原因

感染者との性行為が主な原因です。感染部位は様々でオーラルセックスでは口腔内の粘膜に感染して口内炎を生じることがあります。
また妊娠中に感染すると胎児に感染がおよび重篤な後遺症を引き起こすこともあります。

症状

典型的には感染部位は尿道と喉が多く、3-7日の潜伏期間を経て急激に強い排尿時痛と膿性の分泌物がみられることが特徴です。
このままの状態で放置しておくと感染が精巣上体に波及して精巣上体炎と呼ばれる病気になることもあり陰嚢がパンパンに腫れ上がり痛みを伴います。両側の精巣上体炎を起こすと精子を作る機能が失われる場合もあるため注意が必要です。
一方で感染していても55%ほどでは無症状とも言われており特に女性では症状が軽微であると報告されています。しかし本人が無症状でも感染力はありますので注意が必要です。

また咽頭に感染を起こしている場合には咽頭炎と呼ばれ長引く喉の痛みを引き起こすことがあります。症状はほとんどが軽度もしくは無症状なので、感染者の自覚がないままオーラルセックスで他人への感染を引き起こしていることが多いとされます。

検査・診断

淋菌尿道炎の診断には尿道分泌物のグラム染色が有効ですが正確性が十分ではないのでPCR検査や遺伝子検査を行うこともあります。
また近年では抗生剤への耐性化が問題となっているため培養検査と同時に抗生剤への感受性検査も行われます。淋菌は低温で死滅するので常温保存しておく必要があります。

淋菌咽頭炎の診断には遺伝子検査や咽頭培養検査が行われます。咽頭にはもともと多くの常在菌がおり顕微鏡で淋菌と似た形の細菌が見えた場合でも必ずしも淋菌感染ではないため注意が必要です。また遺伝子検査では同時感染を引き起こしやすいクラミジアも検出可能です。

治療

基本的には淋菌に感受性のある抗生剤で治療を行います。点滴か飲み薬で一般的には外来で通院治療となりますが重症の場合には入院加療を行うこともあります。

また、男性女性に限らずどちらかが淋菌に感染した時には、そのパートナーも受診していただき検査を受け、適切な治療を受けることが必要です。治療期間は性交渉を避けてください。

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